「沖縄の殺処分の現状を知ってほしい」。犬猫殺処分ゼロを目指して活動する任意団体「TSUNAGU OKINAWA」の畑井モト子さん(36)=那覇市=は、保護犬猫や動物愛護活動や個人でできるボランティアなどを紹介するフリーペーパー「つなぐマガジン」を発行している。ペットカーニバルではブースと殺処分を考えるシンポジウムで「殺処分ゼロに向けて1人でもできることが必ずある」と訴えた。

フリーペーパー「つなぐマガジン」(左)やチャリティーカレンダーを作り、殺処分ゼロに取り組む畑井モト子さん=日、宜野湾市・沖縄コンベンションセンター

 会社員でデザイナー。6年前に大阪から移り住んだ沖縄で野良猫の多さに衝撃を受けた。県によると2014年度の殺処分数は犬1528匹、猫2427匹。家には大阪と沖縄で保護した猫4匹がいるため、これ以上の保護はできない中で「何ができるか」を考え、2年前に「TSUNAGU~」を立ち上げた。

 仕事の傍ら企画や取材、編集、広告営業を1人で担い、年2回「つなぐマガジン」を発行する。最新の5号は7500部を印刷した。「殺処分ゼロは動物好きだけで実現できる問題じゃない。一人一人が知り、社会全体で考えないといけない」と発信を続ける。