宜野湾市の市道で対向車線の車に正面衝突され、小学1年の女児(7)が死亡した事故から一夜明けた12日、女児が通う小学校では学年集会が開かれ、在校生らが突然の死を悼んだ。事故現場では市民らが花を手向けた。

事故現場付近を市民が訪れ花を供えた=宜野湾市野嵩

 学校では、職員らが朝から会議を開き、事故について児童への対応方針を協議。1年生と、同じ事故で重傷を負った女児の兄(10)の学年の4年生が学年集会を開いた。

 同小の校長(55)は、2台の車を追い越す危険な運転によって起きた事故に、「夢や希望に満ちた児童の将来を奪われ、悔しくて残念でならない。二度とあってはならない事故だ」と沈痛な表情で話した。女児については「よく『校長先生』と声をかけてくれる、明るくてやさしい児童だった」と話した。

 事故現場に花を手向けた会社員男性(40)は「被害者側は防ぎようがない事故で、かわいそうで仕方ない」と言葉を詰まらせ、片側1車線での追い越し走行に「危険極まりない」と憤った。

 自治会長(49)も事故現場を訪れ「自治会で情報共有し、安全運転を注意喚起したい」と話した。