JAおきなわ(大城勉理事長)は13日、浦添市の県中央卸売市場で、熟して甘さを増した「フルーツシークヮーサー」の旬入りを宣言した。同JA北部地区生産部会の具志堅勝部会長が、生産者や卸売業者ら約70人を前に「農家が立派に栽培管理した品質が高い果実」として、販売への協力を呼び掛けた。初競りでは1キロ当たり350円の値が付き、前期平均価格より約75円高いご祝儀相場となった。

旬を迎えたフルーツシークヮーサーの試食を楽しむ卸売業者ら=13日、浦添市伊奈武瀬・県中央卸売市場

 会場では試食もあり、出席者が夏場の「青切り」とはまた違う、黄金色の果実の甘酸っぱい味わいを楽しんだ。

 フルーツシークヮーサーの出荷は来年2月中旬までの予定。今年1月の低温の影響で生産量は減り、今期は前期(47トン)より約20トン少ない28トンの出荷量を見込んでいる。

 沖縄協同青果の伊禮輝夫社長は「古くから県民に愛され、近年は健康食品としても知られる。一般や業務用、学校給食向けに、前期以上の販売強化に期待する」と話した。