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オスプレイの異変、住民目撃 「水面に近づく光…そして音が消えた」

2016年12月14日 06:51

 不安が現実になった。オスプレイが沖縄県近海に着水との一報が入った14日午前0時、名護市安部の海岸の浅瀬ではオスプレイの残骸とみられる機体が確認された。名護市安部では13日午後10時半すぎ、米軍機が旋回訓練しているとの地域住民の目撃情報があり、午後11時を過ぎても民間地と海上をオスプレイとヘリが旋回。ヘリ2、3機が海面にライトを照らし、不時着したオスプレイを捜索しているとみられる様子が確認された。

ライトを海面に照らしながら低空飛行するヘリ=13日午後11時5分、名護市安部

リーフ上に見える、大破したオスプレイ=14日午前0時30分ごろ、沖縄県名護市安部の沖合(伊集竜太郎撮影)

ライトを海面に照らしながら低空飛行するヘリ=13日午後11時5分、名護市安部 リーフ上に見える、大破したオスプレイ=14日午前0時30分ごろ、沖縄県名護市安部の沖合(伊集竜太郎撮影)

■海に1メートルの破片

 安部に住む60代女性はイザリ漁をするため、午後9時半ごろから海に出たところ、「安部の海岸の岬付近の海中で、約1メートルの羽っぽい破片を見た」と表情をこわばらせた。

 「海岸付近で米兵が捜索していたので、懐中電灯を振って米兵に場所を知らせた」という女性は、海の中から破片を持ち上げ、近くの岩の上に置いて米兵に知らせた。

 安部に住む男性(47)も、オスプレイとみられる米軍機の異変を目撃していた。「赤いライトが水面に近づき、その後、ヘリの旋回音が消えた」と説明した。

 名護市三原に住む女性(68)は「午後11時ぐらいに遠くでヘリのような変な音は聞こえたけどよくわからない。不時着ならば怖い。早く撤去しないといけない」と不安がった。

■事故現場の情報錯そう

 一方、オスプレイが沖縄県近海のどこに不時着したのかという情報が錯綜(さくそう)し、米軍側から正確な情報が入らない中、県警や第11管海上保安本部も情報収集に追われ混乱した。

 県警本部は事故発生後、情報収集の拠点を本部3階の参事官室におき、内閣官房沖縄危機管理官や県警職員が情報収集。うるま署には「津堅島沖合に墜落」との情報があり、全国メディアや関係機関からの電話が殺到。4~5人の当直の署員が対応に追われていた。部品落下や墜落の危険に備えて、署員がうるま市内をパトロールした。

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