2018年(平成30年) 5月26日

沖縄タイムス+プラス ニュース

「パイロットの判断が沖縄の人守った」 米軍トップ、乗員たたえる

 集落までわずか約1キロ。住民を大惨事に巻き込みかねないオスプレイ墜落事故で、在沖米軍トップのローレンス・ニコルソン四軍調整官は14日、「パイロットの判断が沖縄の人を守った」と何度もたたえた。一方、安慶田光男副知事には「被害がなかったことは感謝されるべきだ」といら立ちをあらわにし、認識のズレが鮮明になった。

墜落事故の経過を説明し、オスプレイの丈夫さや耐久性を強調するニコルソン四軍調整官=14日、北中城村・キャンプ瑞慶覧

オスプレイ墜落地点

墜落事故の経過を説明し、オスプレイの丈夫さや耐久性を強調するニコルソン四軍調整官=14日、北中城村・キャンプ瑞慶覧 オスプレイ墜落地点

 「治療中の2人の早い回復を願っている」。北中城村の米軍キャンプ瑞慶覧。午後3時から会見を開いたニコルソン氏が最初に気遣ったのは、県民ではなく事故機の乗組員だった。

 マイクの前には立たず、険しい表情で声を張り上げる。乗組員の1人は熊本地震の救援に携わったこと、オスプレイは各国で災害支援をしていること。米軍の功績を強調した上で今回の事故状況を説明し、「パイロットが勇敢だった」と誇った。約45分の会見中、報道機関からの質問は九つで打ち切られ、オスプレイの安全性と日本防衛に訓練が必要だと繰り返し述べた。

 会見に先立ちニコルソン氏と面会した安慶田副知事によると、「不時着水ではなく墜落」などとした抗議文を読み上げると顔色が変わり、興奮した様子を見せたという。安慶田副知事は「良き隣人という態度はみじんも感じられなかった。話にならない」と憤った。

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