琉球王朝時代、王府の年始儀式に使う水を献上するための「大川御水取り」を再現する催しが18日、沖縄県国頭村辺戸区であった。真っ白な衣装に身を包んだノロが大川(ウッカー)からひしゃくで7回水をすくってつぼに移し、人々の健康や五穀豊穣(ほうじょう)などを祈願した。水は首里城へと届けられ、25日には奉納祭が行われる。

大川(ウッカ―)の若水をひしゃくでくみ取るノロ役=18日、国頭村辺戸

 主催は「首里王府お水取り行事実行委員会」。那覇市からの見学バスツアーなど、村内外から多くの見物客が訪れた。

 25日の奉納祭は浦添市沢岻の樋川で「お水取り」の儀式をした後に首里城へと向かう。琉球王朝時代は、国頭村辺戸と浦添市沢岻の水を首里城に取り寄せ、新年を前に国王の健康や国家の安泰を祈った。