2018年(平成30年) 5月26日

沖縄タイムス+プラス ニュース

オスプレイ、午後2時に全面飛行再開へ 沖縄県幹部「ひどい。県民不在だ」

 沖縄防衛局の中嶋浩一郎局長は19日午前、県庁で謝花喜一郎知事公室長と面会し、在沖米海兵隊が19日午後2時にオスプレイの飛行を全面的に再開すると伝えた。謝花氏は記者団に「ひどい。県民不在だ」と批判した。事故原因究明前の飛行再開に、県内から強い反発が上がるのは必至だ。

 在沖米海兵隊はオスプレイ1機を伊江島補助飛行場から普天間飛行場に向け離陸させる。以降、米軍は13日の墜落事故後停止していたオスプレイの飛行を全面的に再開する。

 謝花氏は中嶋氏からの説明は「到底納得できるものではない。憤りを感じる」と怒りをあらわにした。改めて飛行を再開しないよう求めた。これに対し中嶋氏は、政府は米側の説明を受け入れる考えを示したという。

 米軍は事故後、墜落原因は訓練中のトラブルで、機体そのものの欠陥ではないと強調。15日には日本側へオスプレイの飛行再開を打診していた。

 米軍は当初、16日の飛行を計画したが日本側が難色を示し調整が難航。日本側は悪天候下での空中給油訓練を当面実施しないなどの対策を求め、飛行を容認した。

 一方、翁長雄志知事は18日に墜落事故現場を視察した際「とんでもない話。飛行を許せばどんどん飛んでいく」と強い不快感を示していた。

 事故後、日本政府は安全が確認できるまでの飛行停止を求め、米軍も在沖米軍トップのニコルソン四軍調整官が「全てのチェックリストを見直し、内容が問題ないと私が確信するまで停止する」と発表していた。

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