2018年(平成30年) 5月26日

沖縄タイムス+プラス ニュース

北部訓練場のヘリパッド工事用道路、米に提供へ アセスに記載なし

 【東京】米軍北部訓練場のヘリパッド建設で使用するために造成した工事用道路2本が、米側に提供されることが17日、分かった。2007年の環境影響評価図書やその後の追加アセス書に継続使用の記載はなく、米軍が訓練で使用することで環境への影響が出る可能性がある。地元への説明や公表をせず、なし崩し的に追加提供する国の姿勢に批判が集まりそうだ。

米軍北部訓練場(資料写真)

 防衛省関係者によると、提供されるのは、N1地区からH地区に向け工事用モノレールの敷設を取りやめ建設した資機材運搬車両の道路と、沖縄やんばる海水揚水発電所からG地区へつながる道路。

 約4千ヘクタールの返還のために、米軍が上陸訓練として使用するG地区から東海岸の訓練水域とを結ぶ歩行ルートは提供すると日米特別行動委員会最終報告にはあるが、2本は追加で提供されることになった。

 歩行ルートは、22日の返還後も「補修」工事が行われる。

 工事用モノレールの用途変更を示す「環境影響評価検討図書」が今年9月に出された際、県は「環境への影響が大きい工事用道路を設置する内容は、アセスの趣旨を大きく逸脱しており、検討図書で示された計画で事業を進めるべきではない」との考えを文書で同局に送付していた。

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