年賀はがきで、ペットの投棄防止や飲酒運転根絶を呼び掛けようと、沖縄県の国頭村と名護市でそれぞれはがきの贈呈式があった。

6万5千枚余りの年賀状を贈呈する日本郵便の横山邦男社長(中央左)と受け取る宮城久和村長(同右)=13日、国頭村役場

飲酒運転根絶を訴える協賛事業者と名護地区交通安全協会のメンバーら=15日、名護市・県警安全運転学校北部分校

6万5千枚余りの年賀状を贈呈する日本郵便の横山邦男社長(中央左)と受け取る宮城久和村長(同右)=13日、国頭村役場 飲酒運転根絶を訴える協賛事業者と名護地区交通安全協会のメンバーら=15日、名護市・県警安全運転学校北部分校

 国頭村役場では13日、飼い犬・猫の投棄防止を呼び掛ける「やんばるの自然保護・動物愛護年賀タウンメール」の贈呈式があった。日本郵便の横山邦男社長から宮城久和村長に6万5917枚の年賀はがきが贈られた。元日に県内の各家庭に届く予定。

 はがきの裏には「宝の森にペットを捨てないでください」と呼び掛け。森に捨てられた猫や犬が野生化し、人に危害を加えそうになったり、ヤンバルクイナなど希少動物が捕食されたりしている事例が紹介されている。

 横山社長は「野犬問題を深刻に受け止めている。各世帯に強い気持ちを届けたい」と述べ、宮城村長は「国立公園指定後でもあり、時宜を得た素晴らしい企画。県民の啓発につながることを期待したい」と感謝した。今回の企画は256社の企業協賛を得て実現した。

「飲酒運転ストップ」名護地区交通安全協

 名護市の県警安全運転学校北部分校では15日、飲酒運転ストップを呼び掛ける「年賀タウン作戦」の贈呈式があった。市内外の協賛企業100社が、オリジナル年賀はがき2万2千250枚を名護地区交通安全協会に贈った。はがきは元日に名護署管内の各家庭に届けられる。

 はがきの裏には、摂取したアルコールが体内から抜けるまでの目安時間などを記載。同協会の比嘉恵一会長は「飲酒の機会が多い新年こそ、こうした取り組みが重要。飲酒絡みの事故がない正月を迎えられるようにしたい」とあいさつした。

 同署管内では、今年に入り飲酒運転で摘発された人は49人でうち逮捕者は19人(15日現在)。飲酒絡みの人身事故は5件で、うち1件が死亡事故となっている。