第25回全国小学生作文コンクール「わたしたちのまちのおまわりさん」(主催・日工組社会安全研究財団など)高学年の部で、沖縄県石垣市立平真小学校4年の平田つぶらさん(10)が最高賞の内閣総理大臣賞に選ばれた。応募総数7492点で、県内では2000年以来16年ぶりの受賞に「日本一になれてうれしい」と喜んだ。副賞の5万円はNPO法人MESHサポートに寄付したという。

全国小学生作文コンクールで内閣総理大臣賞を受賞した平田つぶらさん

 作文は「誰が見ていなくても」と題し、多発する路上寝の危険性に触れつつ八重山署員の対応を紹介した。毎週末に家族で行う早朝清掃で、酒に酔って路上寝していた女性と遭遇し通報。駆け付けた警察官の細やかな対処法に、心を打たれたとつづっている。

 八重山署によると管内の路上寝に関する通報は20日現在で758件となり、過去最高の2015年を57件上回っている。作文で平田さんは〈路上ねこみはいつか怖いことになるかも知れないし、待っている家族も心配なはずなのでやめるべきだと思います〉などと訴えた。

 受賞報告が21日、石垣市の同署であり、平田さんは「全国の人が八重山署を褒めてくれた。自分が褒められるよりうれしかった」と笑顔。前田達史署長や署員らを前に作文を朗読した。

 前田署長は「内容も非常に素晴らしく、われわれとしても光栄。これを励みに警察官の仕事をしっかりやっていきたい」と話した。