沖縄銀行(玉城義昭頭取)は22日、おきなわ証券の完全子会社化に向け、親会社の日本アジア証券と協議を進めることで基本合意書を締結した。協議を通し、取得額などを詰め、来年2月の譲渡契約成立を目指す。

 銀行窓口では、株式や投資信託などの金融商品を販売しており、おきなわ証券のノウハウを生かし、貸出金利息以外の営業収入の強化を狙う。

 おきなわ証券は県内唯一の証券会社で、2003年に沖縄証券と大宝証券が合併して誕生した。16年3月期決算は売上高8億8800万円、経常利益200万円、13億9200万円の純損失だった。純資産は700万円。

 日本アジア証券が株式を98・98%、藍澤證券が1・02%保有している。日本アジア証券が藍澤證券から株式を買い取り、沖銀に譲渡する。沖銀の連結子会社は8社となる。

 おきなわ証券は22日、臨時取締役会を開き、取締役の堀川靖氏(59)を代表取締役社長に昇格する役員人事を内定した。堀川氏は1月1日に就任する。