折り紙8300枚に込められた思いがクリスマスツリーとなってお披露目された。沖縄県立南部医療センター・こども医療センターは21日、巨大ツリーの点灯式とお楽しみ会を開催した。

ツリーの下で、病院スタッフのダンス演舞を観覧する子どもたちとその家族=21日、南風原町・南部医療センター・こども医療センター

 縦5メートル、幅4メートルのツリーは入院中の子どもやその家族、医師、看護師が作った折り紙を一つずつつなぎ合わせたもの。2012年に若手医師の発案で始まって全国各地に広がった。県内では初めての取り組み。

 「サンタのくにのおつかい」役で点灯式に参加した豊見城市の平良美和ちゃん(4)は「ツリーに光を付けるのは楽しかった。クリスマスはお人形のベビーカーをお願いした」と笑顔。母親の三菜美さん(30)は「クリスマス、正月と入院することになったが、このような催しは楽しめる。治療後に退院し、早くきょうだいに会わせたい」と語った。

 同センターの宮城雅也母子センター長は「どんな病気の子も遊び、成長する権利がある」と話した。