石垣海上保安部と沖縄地区税関石垣税関支署は26日、金塊15キロを密輸しようとしたとして、台湾籍の男女を関税法違反(無許可輸入未遂)の容疑で逮捕したと発表した。2人は「成功したら販売するつもりだった」と容疑を認めているという。逮捕日は12月1日。

台湾籍の男女が密輸しようとした金塊15キロ=(提供)

 調べでは、いずれも自称不動産業の男(40)とアパレル業の女(32)が11月30日、1キロの金塊15個を不正に輸入し、消費税などを免れようとした疑い。

 2人は台湾からクルーズ船「スーパースター・アクエリアス号」で石垣港へ入国した際、石垣税関支署の旅具検査で密輸が発覚した。同支署によると金塊15キロの鑑定価格は約6239万円で、消費税約393万円と地方消費税106万円がかかる。

 国内では金を正規輸入すると、税関で消費税などがかかるが、密輸後に売却し、消費税分の8%の利ざやを稼ぐケースが横行している。捜査関係者によると、無課税のアジアの国から個人や組織で金を密輸するケースが全国で急増しているという。