【市塚和枝通信員】2016年も終わりに近づき、クリスマスムードいっぱいのイタリア・ミラノの街にあるミラノ日本人学校で今年で22回目となる、イタリアと日本の文化交流関連行事「ラ・フェスタ」がこのほど開かれ、ウチナーンチュの女性らでつくるコーラスグループが「てぃんさぐぬ花」を披露。沖縄メロディーを響かせた。

ウチナーンチュの女性らが「てぃんさぐの花」を歌い、会場を盛り上げた=イタリア・ミラノ

 同フェスタには毎年約2千人が来場する。校庭や教室などを使用して、巻き寿司やたこ焼き、焼きそば、日本酒の試飲など、様々な飲食の屋台が並んだ。餅つきや、空手の演武のほか、各教室では、日本文化を紹介した着物の着付け教室、折り紙教室などもあり、日本への関心の高さが感じられた。

 祭りのさなか、音楽教室ではコーラスグループ“ラ・フェニーチェ”の歌声も響いた。今年はコーラスグループ7人のうち、ピアノを演奏する知念杉子さんをはじめ、なんと5人が沖縄出身者。日本の歌だけではなく、イタリアの歌も入れ、6曲を歌い上げた。

 圧巻だったのは沖縄の曲「てぃんさぐぬ花」。普段は聞く機会のない沖縄独特のメロディーに合わせ歌い上げると、聴衆はもう一つの日本を感じた様だった。

 最後には聴衆と「ふるさと」などを合唱。ウチナーンチュの歌声は集まった人々の心に響き、日本への関心を膨らませた。