9秒でまるわかり!

  • 沖縄の男性4割が生活習慣病になりやすい酒の飲み方をしている
  • 問題ない飲み方の人に比べ、肝機能異常やメタボの有病率が高い
  • 男女3360人調査。30~40代の働き盛りに多く全国と比べ高い割合

 全国健康保険協会(協会けんぽ)沖縄支部は26日、国立病院機構琉球病院と共同で分析した「飲酒に関するアンケート結果と健診結果の分析(中間報告)」を発表した。それによると、男性の4割が生活習慣病になるリスクが高い飲み方をしている「問題飲酒群」と分類された。専門家は「全国と比べても高い割合。節酒に努めてほしい」と指摘している。

飲酒に関するアンケート結果

 アンケートは2015年5月から16年3月にかけて、特定健診を受診した沖縄県内の35~74歳の男女3360人を対象に行われた。県内の中小企業で働く人たちの飲酒の実態と生活習慣病との相関を明らかにすることを目的に、世界保健機関(WHO)作成の「アルコール使用障害同定テスト(AUDIT)」を用いた。

 男性では35%が減酒支援の必要な「危険な飲酒群」、5%が専門医療機関の受診につなげる必要がある「アルコール依存症疑い群」とされ、合計40%が「問題飲酒群」に該当した。

 「問題飲酒群」と「危険の少ない飲酒および非飲酒群」の比較では、「問題飲酒群」は肝機能異常や高尿酸血症、メタボリック症候群などの有病率が高かった。

 琉球病院の福田貴博医師は「問題のある飲み方をしている人は30~40代の働き盛りの男性に多く、全国と比べても高い割合」と指摘した。