沖縄県は28日、公共交通の利用促進に向けて市民やバス事業者、行政が課題や今後の取り組みなどを議論する座談会「ちゃーすが!公共交通」の1回目を県庁で開いた。約50人が参加し、それぞれの立場からバス利用での問題点などを話し合った。意見交換の場が設置されたのは初めて。

バス利用の課題などを意見交換し合う参加者ら=沖縄県庁

 座談会は、実現型ディスカッション企業「がちゆん」(国仲瞬社長)と沖縄タイムス社が主催した「夏の政治キャンプ2016」に参加した学生が出した公共交通に関する請願をきっかけに開催。六つのグループに分かれ、一般利用者のほか県やバス事業者、わった~バス党法人党員の民間企業の代表者らがバスの課題をそれぞれ出し合った。

 参加者からは(1)バスの案内板やナビの充実(2)学生や高齢者らへのバス料金の割引(3)定時速達性の徹底(4)乗客・運転手のマナーの向上(5)車社会でバス利用の意欲が低い-などの課題が挙げられた。

 座談会は、路線バスの利用を呼び掛ける県の広報活動「わった~バス党」が共催。全3回を予定しており、3月中旬に開く3回目で課題や意見をもとに解決策や実効策を考え、県や事業者などに提案する。