沖縄県物産公社(島袋芳敬社長)は29日に県酒造協同組合、石川酒造場、久米仙酒造の泡盛340ケースを米国カリフォルニア州に直輸出する。同州に本社を置く沖縄ブルーオーシャンフーズ(渡嘉敷祐介社長)が企画した北米販売プロジェクトの一環で、輸出拡大に向け、1年がかりで専用ボトルとラベルをデザインした。2019年までに年間1万ケースの出荷を目指す。

米国向けに英語表記した石川酒造場の島風20度

米国向けに英語表記した同酒造場の古酒甕仕込24度

米国向けに英語表記した県酒造協同組合の南風43度

米国向けに英語表記した久米仙酒造の響天ブラック35度

米国向けに英語表記した石川酒造場の島風20度 米国向けに英語表記した同酒造場の古酒甕仕込24度 米国向けに英語表記した県酒造協同組合の南風43度 米国向けに英語表記した久米仙酒造の響天ブラック35度

 両社は昨年10月から、同州でサンプル試飲などの調査を実施。ラベルのデザインに英語表記を入れたり、ボトルを米国の規格に合わせて750ミリリットルにしたりし、現地ニーズに合わせた。

 輸出する泡盛は南風43度(県酒造協同組合)、島風20度(石川酒造場)、古酒甕(かめ)仕込24度(同)、響天ブラック35度(久米仙酒造)で、来年1月に同州に到着予定。当面は在留邦人や日系人を対象に日本食レストランなどを中心に営業展開する。

 同公社海外ビジネス課の金城辰三課長は「米国の蒸留酒の市場規模は小売りベースで7兆円に上る。19年には全米での販売につなげ、市場に食い込んでいきたい」と話した。