目指せ、一獲千金-。31日は「年末ジャンボ宝くじ」の抽せん日。宝くじ販売業を受託するみずほ銀行のまとめによると、2015年度の沖縄県民1人当たりの宝くじ年間購入額は9081円で、東京都(9773円)と高知県(9580円)に次ぐ全国3位だった。同行の担当者は「少なくとも3年連続で3位。長年、上位に入っている」と話す。(社会部・浦崎直己)

年末ジャンボ宝くじの売り場は発売最終日に多くの人たちで行列ができた=23日午後、那覇市おもろまち・サンエー那覇メインプレイス前

2015年度の都道府県別宝くじ1人当たり購入額

年末ジャンボ宝くじの売り場は発売最終日に多くの人たちで行列ができた=23日午後、那覇市おもろまち・サンエー那覇メインプレイス前 2015年度の都道府県別宝くじ1人当たり購入額

 15年度の県内全体の販売実績は132億400万円で全国21位。一方で、1人当たり購入額をみると14年度が8798円、13年度が9122円と3年連続で全国3位をキープしている。

 宝くじを所管する総務省の資料(10年)によると、県内人口1万人当たりの宝くじ売り場数は2・087店と全国1位。全国平均は0・935店で、2位島根県の1・727店を大きく上回り、売り場数も多い。

 ロトやスクラッチを除く、15年度の100万円以上の当せん本数は154本で全国18位だった。

 直近の「ジャンボ」の高額当選は14年末。おもろまちの那覇メインプレイスチャンスセンターから、1等と前後賞合わせた7億円の当選が2本出た。

 今年の年末ジャンボ販売最終日で、大安と祝日も重なった23日、同センターには朝から長蛇の列。午後3時ごろには150人以上が並んだ。センターは営業時間を30分延長し臨時で販売窓口を一つ増設。三つの窓口で販売に追われた。

 松本抄二郎支店長は「沖縄は全国で一番早くスクラッチが売り切れることが多い。他県と違い競馬などがない分、宝くじを買う人もいるかもしれない」と分析した。

 20代のころに100万円当たったことがあるという66歳の男性は、宝くじ購入に年間15万円以上は使っているといい「買わないと当たらない。10億円当たったらアパートを購入したい。当たっても宝くじは買い続ける」と夢を膨らませた。