バレーボール女子プレミアリーグNECレッドロケッツへの入団が内定している東海大4年の山内美咲(21)=兼城中-西原高出=が30日、来年1月の春高バレーに出場する母校を訪ね、激励を兼ねて練習に参加した。プレミアリーグでもトップ級のパワーを持つと期待される山内は「東京五輪を目指して、皆さんが応援したくなる選手になれるよう頑張りたい」と新たなステージでの活躍を誓った。(新垣亮)

プレミアリーグ入りが決まり、母校で汗を流す山内美咲=30日、西原高校体育館

 中学1年でバレーを本格的に始めた山内は身長172センチのウイングスパイカー。最高到達地点は305センチで身体能力の高さと「積極的に動き、パワーで押し切る」という力強さが持ち味だ。

 西原高卒業後、東海大へ。「環境にすごく恵まれた」と充実した大学生活を送った。大学1年で世界ジュニア選手権準優勝、3年はU-23(23歳以下)世界大会などで活躍。ことしはユニバーシアード全日本代表の主将として、東アジア選手権の準優勝に貢献した。東海大でも主将として約40人の部員を「背中」で引っ張った。選手主体で練習を組んでチーム運営にあたった経験がより自身を成長させたという。 

 「コミュニケーションを取って元気で明るくガンガン攻めていく。チームに勢いをつけるプレーができるのが自分の良さ」という自信に満ちた言葉は、これまでのキャプテンシーや経験に裏打ちされたものだ。

 大学卒業を控え、複数のチームから誘いがあったが、「東京五輪を見据えた時、さらに技術を高めることができる」と直感的にNECへの入団を決めた。一人一人が補い合う「チームワークの良さ」を感じているという。

 「不安もあるがすごく楽しみ。自分で選んだ道ですから」。後輩たちには「夢に挑戦する勇気を持ってほしい。視野を広げて自分から積極的に動いてほしい」とエールを送る。

 チームの先陣を切ってアタックを繰り出し、勝利への道を切り開く“点取り屋”。

 いずれ世界の壁を打ち抜くため、国内最高峰のリーグでも歩みを止めない覚悟だ。1月中旬にはチームに合流予定という。