正月休み明けの4日早朝、那覇市の泊魚市場で初競りが開かれた。競り人の威勢のいい掛け声に仲買人も大声で応じ、次々に魚が競り落とされた。最高値は、メバチマグロ(55・8キロ)に付いたキロ単価6千円で、1尾当たり約33万円に上った。通常の約3倍となるご祝儀相場となった。

威勢のいい掛け声が響き、活気にあふれた泊魚市場の初競り=4日午前6時すぎ、那覇市

 4日に水揚げされたのは冬場の漁獲量が多いトンボマグロを中心に平年(20トン前後)の約2倍となる約46トン。年末の水揚げが平年の半量だった影響で初競りに集中した。

 販売金額は3048万円で前年に比べて9%(2800万円)増えた。平均キロ単価は612円で、平年の3倍以上となる73・9トンの水揚げがあったことから単価が下がった前年(379円)に比べ、61%増えた。

 同市場では競りに先立ち、関係者による初祈とうと初興しがあった。県漁業協同組合連合会の上原亀一会長は「水産物の安定供給と魚価の向上がかなうよう努力したい。1年間、活気あふれる明るい市場になるよう、初競りを盛り上げてほしい」と期待した。