甘い菓子パンからピザ、デニッシュなどの食パンまで、季節ごとに約60種類の商品を入れ替える。「Wチョコ」(150円)は疲れが一気に取れそうな甘さ。「三色パン」(120円)は一つのパンでチョコ、クリーム、あんを味わえる。食べたいパンが見つかりそうな品ぞろえだ。

人気の高い(左から)シナモンデニッシュ、三色パン、Wチョコ

車に出来たてのパンを詰めながら「飽きのこない味づくりが目標」と話す儀間剛男さん=与那原町与那原

やきたてパンおくはま

人気の高い(左から)シナモンデニッシュ、三色パン、Wチョコ 車に出来たてのパンを詰めながら「飽きのこない味づくりが目標」と話す儀間剛男さん=与那原町与那原 やきたてパンおくはま

 代表の儀間剛男さん(57)が親戚のパン屋からのれん分けし、独立して与那原に店を構えたのが33年前。「7割が親子のお客さん。中には2世代でうちのパンを食べてくれる人もいます」と目を細める。

 お客さんの声に耳を傾けながら、パン作りに励む儀間さん。店舗の販売のほか、6台のミニバンで南部地区、遠くはうるま市まで商品を届ける。学校や役所の前で客にパンを手渡して「『おいしい』、と言われたときは、やっぱりうれしいですね」

 夏場の7、8月は1年の中でもパンを買う人が少ないという。しかし、オリジナルのクリームをパイ生地に包んで冷やした「アイスパン」(160円)は季節を問わず人気が高い。アイスボックスに入れて車で売りに出かけると、すぐに売り切れるほどだ。

 「おくはま」の朝は早い。6時の開店に合わせるため、前日の午後11時からパンを焼く準備が始まる。出来たてを買い求める常連客のために「健康第一で作っています」と話す儀間さん。製造から販売まで延べ30人余が携わる。

 「お客さんに味を飽きられないよう、新しいアイデアを常に考えている」という。固めの生地に岩塩をまぶした「塩パン」(60円)が最近の売れ筋だ。「テレビで流行をつかんだり、次は何が売れそうかと考えたり。パン作りはやっぱり楽しいですよ」。満面の笑みがこぼれた。(南部報道部・天久仁)

 【店舗メモ】与那原町与那原866の1。営業時間午前6時~午後8時。日曜祝祭日は午前9時~正午ごろまで。三が日や旧盆のウークイ、勤労感謝の日は休み。駐車場あり。電話098(944)4343。

(写図説明)人気の高い(左から)シナモンデニッシュ、三色パン、Wチョコ

(写図説明)車に出来たてのパンを詰めながら「飽きのこない味づくりが目標」と話す儀間剛男さん=与那原町与那原

(写図説明)やきたてパンおくはま