沖縄県宜野座村在住の仲間幸夫さん(76)、幸子さん(76)夫婦が3日、同日オープンした式場「ザ・ギノザリゾート美らの教会」で53年ぶり2度目の結婚式を挙げた。2人は真っ白なウエディングドレスとタキシード姿でバージンロードを歩き、これまでの人生を振り返りながら改めて愛を誓い合った。

53年ぶりの結婚式を挙げ、家族や友人に祝福される仲間さん夫婦(前列中央)=3日、宜野座村の「ザ・ギノザリゾート美らの協会」

 2人の出会いは幸子さんの地元のうるま市宮城島。幸夫さんが釣りに出掛けた際、幸子さんに一目ぼれした。1963年に幸夫さんの実家で結婚式を挙げ、現在は子ども5人、孫12人、ひ孫3人に囲まれる。地元に新しい式場がオープンするのを機に、2度目の結婚式を決意した。

 2人は、欧米で結婚記念日や家族の特別な日に挙げられる「バウリニューアル」を海の見えるで教会で挙行。ブレスレットを交換し合い、幸夫さんが幸子さんの頬にキスをして愛を誓い合った。

 幸夫さんが「あなたが助けてくれたから、今の僕がいる。長い間ありがとう。これからもよろしく」と幸子さんへの手紙を読むと、幸子さんは満面の笑みを浮かべた。

 家族や友人らが2人を祝福した。式を終えた幸子さんは「一生の思い出になった」。妻のドレス姿を見た幸夫さんは「若返ったようだ」と照れくさそうに話した。幸子さんは「私にとって(夫は)今もボーイフレンド。2人の名前に『幸』という字が入っているように、これからも幸せな夫婦でいたい」とほほ笑んだ。