【石垣】石垣島製糖(松林豊社長)の2016-17年期の操業が6日、石垣市名蔵の同社工場で始まり、収穫されたサトウキビを大型トラックが次々と搬入した。今期の原料生産量は11月末見込みで6万8千トンと前期比11・4%減だが、単収(10アール当たり収量)は同18・1%増の6171キロ。生育期に天候が良かったため糖度は12・03度と、前期より2・97度上回っている。

製糖開始式で、サトウキビを搬入口に投げ入れる関係者ら=6日、石垣市名蔵・石垣島製糖

 収穫面積は1100ヘクタールとなり、前期より366ヘクタール(24・9%)下回った。同社によると、15年に相次いだ台風や長雨の影響で前期の製糖日数が大幅に伸びていたことから夏植えができず、春植えも遅れたことが背景。だが16年は台風被害が少なく良好な生育につながり、単収増となった。

 製糖開始式で、松林社長は「前期は非常に厳しい結果だったが、今期は好転すると期待している。今期も安全第一と安定生産に努めたい」とあいさつ。関係者で搬入口にキビを投げ入れ、泡盛で清めて操業の安全を祈願した。

 製糖期間は4月8日までの93日間を予定している。