10日午前10時43分ごろ、米陸軍兵1人がオスプレイからのパラシュート降下訓練中、沖縄県伊江島補助飛行場のフェンス外の民間地に落下した。伊江村によると落下場所は真謝区内の葉タバコ畑で、提供区域外の民間地。人的、物的被害はない。フェンス外落下は先月7日以来、区域外は2014年12月9日以来。

パラシュート降下訓練で、民間地の畑に落下した米兵=10日午前10時43分ごろ、伊江村内(名嘉實さん提供)

パラシュート降下訓練で、民間地の畑に落下した米兵=10日午前10時45分ごろ、伊江村内(名嘉實さん提供)

パラシュート降下訓練で、民間地の畑に落下した米兵=10日午前10時43分ごろ、伊江村内(名嘉實さん提供) パラシュート降下訓練で、民間地の畑に落下した米兵=10日午前10時45分ごろ、伊江村内(名嘉實さん提供)

 落下を目の前で見た名嘉實村議によるとオスプレイ2機が縦列編隊で飛行し、前方の1機から米兵6人が降下していたという。

 名嘉村議は「現場はそんなに風も強くなかったが、もう1人も目標外のフェンス近くに落下した」と説明。オスプレイの墜落事故から1カ月もたたないうちに起きた民間地への落下に、「一歩間違えば重大事故につながる。こんな訓練はやめるしかない」と批判した。

 島袋秀幸村長は「これまでも米軍には安全対策や悪天候時の訓練の自粛、中止を求めてきたにもかかわらず誠に遺憾だ」と述べ、沖縄防衛局を通して米軍に抗議、申し入れする考えを示した。