那覇空港ビルディング(兼島規社長)は11日、那覇空港国内線ビルと国際線ビルを結ぶ連結ターミナルの建設に向けた安全祈願祭を建設予定地で開き、空港関係者ら約100人が参加した。2018年12月の完成予定。国内線と国際線を合わせた15年度の旅客数(実績)が全国第6位の1854万人に達するなど、外国人観光客を中心に需要が急増していることから、チェックインカウンターの増設や移動しやすい空間の整備が必要と判断した。

那覇空港国際線ビル(左)と国内線ビル(右)を結ぶ連結ターミナル(中央)のイメージ図(那覇空港ビルディング提供)

工事の安全を祈願する那覇空港ビルディングの兼島規社長(左)と那覇空港事務所の近藤尚樹空港長=11日、那覇空港国内線ビルと国際線ビルの間の建設用地

那覇空港国際線ビル(左)と国内線ビル(右)を結ぶ連結ターミナル(中央)のイメージ図(那覇空港ビルディング提供) 工事の安全を祈願する那覇空港ビルディングの兼島規社長(左)と那覇空港事務所の近藤尚樹空港長=11日、那覇空港国内線ビルと国際線ビルの間の建設用地

 連結ターミナルは鉄筋コンクリート造りの5階建てで、国内線ビル(5階建て)と国際線ビル(4階建て)の間約170メートルを結ぶ。建築面積は1万3千平方メートル、延べ床面積は約3万9千平方メートル。設計は安井建築設計事務所、梓設計、宮平設計による共同企業体、建築は大成建設、國場組、仲本工業による共同企業体が担う。総工費は非公表。

 連結ターミナルができることで、屋外にある屋根付きの立体連絡通路(全長約355メートル)を使わずに移動できるようになる。国際線のチェックインカウンターは現在の20ブースから60ブースへ増え、国内線のチェックインカウンターのスペースも増える。滑走路に向けて伸びる橋や、航空機に接するボーディングブリッジも増設する。

 2~4階部分には商業エリアを予定しており、完成すると、国内線ビルと国際線ビルに現在ある商業エリアの約1・3倍になる。区画数や入居店舗数は調整中。既に複数の出店希望が寄せられているといい、ことし中にテナントを決める方針。

 兼島社長は「年間1800万人超が利用する中で技術的にも日程的にも厳しい工事になると思うが、連結ターミナルの完成で機能性、利便性、快適性とも向上すると期待している」とあいさつした。