【うるま】米軍は12日、うるま市の津堅島訓練場水域でパラシュート降下訓練を実施した。うるま市や県へ事前の通知はなかった。この水域で訓練する場合は7日前までに通知することになっており、米軍は日米両政府の取り決めに違反した形だ。沖縄防衛局の担当者は13日、うるま市役所を訪れ、通知がないまま訓練したことを謝罪した。

(資料写真)津堅島

 現場水域付近は漁業者ら民間の船が通る。県や市は、民間船舶などへの危険性などを踏まえ、通知なしの訓練を問題視しており、防衛局を通して事実確認を急いでいる。

 訓練には嘉手納基地所属のMC130特殊作戦機が使われ、兵士がパラシュートを使って降下する様子が確認された。

 うるま市によると、米軍が13~14日にパラシュート降下訓練を実施することは防衛局から昨年12月28日にファクスで連絡があった。しかし、12日の訓練は知らされておらず、県には一切の連絡がなかった。

 津堅島訓練場水域でのパラシュート降下訓練は2015年8月以来。当時も米軍から防衛局、市や県への事前通知はなく、米軍は「事務的なミス」と謝罪していた。