沖縄コンベンションセンターなどが立ち並ぶ一大リゾートの目の前にある、昔懐かしいうちなー食堂だ。ライブ前の腹ごしらえに来る歌手、内外の観光客からご飯ついでに少し昼寝する高校生まで、あらゆる人を受け入れてくれる懐の深さがうれしい。

人気メニューの一つ、すばセット

場所柄、芸能人や観光のお客さんも多いが「皆さん気取らず食べてくれます」と笑顔で話すオーナーの松永さくらさん=宜野湾市真志喜

うみちか食堂の場所

人気メニューの一つ、すばセット 場所柄、芸能人や観光のお客さんも多いが「皆さん気取らず食べてくれます」と笑顔で話すオーナーの松永さくらさん=宜野湾市真志喜 うみちか食堂の場所

 10年前、オーナーの松永さくらさん(44)が父の沖縄そば専門店から独立して開業。当時の父の店が「やまちか」だったので、海の近くに開業する自分の店は「うみちか」にした。店がにぎわい改装した結果、座敷部分とテーブル席部分が調理場を挟む少し変わった配置になったが「慣れた人はスイスイッと奥の座敷に入ってくつろいでますよ」と松永さんは笑う。

 かつての父の店同様、ソーキすば(中750円など)やうみちかすば(小380円など)といった沖縄そばがメイン。だがイカスミ、カレーなど変わり種そばも多く、しょうが焼き(750円)など人気の定食類、デザートも含めたメニュー数は約80種、大盛りなどアレンジも加えるとさらに多くなる。

 その分たくさんの食材を置かねばならず経営上はあまりお得といえないが「そばが好きな人は毎日でも食べるでしょう。だから飽きないようにしたい」。リゾート地だけに近隣にファミレスはあってもこうした食堂は多くはない。だから毎日でも来てもらえるように-というのが松永さんの思い。同時に、メニューを開きたくさんの料理に目移りするお客さんの様子を見るのも楽しみらしい。

 ちなみに量も昔ながらのうちなー食堂よろしくかなり多めだ。「カメー、カメーの精神なんです」と松永さんは笑いつつ「2人で1品を食べたり持ち帰ったりもOK。気楽にいつでも来てください」と話していた。(中部報道部・前田高敬)

 【店舗メモ】宜野湾市真志喜2の27の1。営業時間は午前11時~午後9時(定食類は午前11時半~)。不定休。電話098(897)1117。