【山城博明通信員】ボリビアで新年を迎えたり、願いごとをする際は、さまざまな風習がある。国民はカトリック教徒が多く、クリスマスイブは家族全員そろい、午前0時の時報と共にシャンパンで乾杯し食事する。逆に新年を迎える大みそかは、外に出掛けて一晩中踊り明かすのが習慣だ。

年末の市内を彩る雑貨市場の風景=ボリビア・サンタクルス市。

 テニスクラブやゴルフクラブなども会員に開放され、ホテルもさまざまな企画を開催。午前0時には爆竹、花火を上げて新年を迎える。さらに人々の大きな関心事は「新年への願い」である。

 ボリビアで風習となっている願い事の方法として「旅行」を楽しみにしている人は、午前0時にスーツケースを持って家や近所の周りを歩けば旅行に恵まれるという。「お金がたまりますように」と願う際はお金を数えながら。

 また下着の色で願う方法もある。赤は「愛・恋愛」、黄色は「お金」、白は「安定・無事」をもたらすとされ、年末になると雑貨市場にはカラフルな下着が飾られ、店先を彩る。

 最近は若い日系3世らが多く、ボリビアの習慣で年末を過ごす傾向が強くなり、願いを込めたカラフルな下着を買い求め、0時にはき替える人も増えてきた。