那覇署は16日、郵便物回収の委託会社従業員として勤務中に、現金書留郵便の封書から5万円を盗んだとして、窃盗の疑いで那覇市古波蔵の派遣会社員で、容疑者の男(34)を逮捕した。「生活が厳しく、つい魔が差してやった」と容疑を認めているという。

 逮捕容疑は5日午後5時13分ごろから同49分ごろまでの間、回収した現金書留郵便1通から、1万円札5枚を盗んだ疑い。

 同署などによると、同容疑者は那覇市内の郵便局やポストの回収担当者。事件当日は自営業の男性(72)が郵送した書留を牧志郵便局で回収し、那覇中央郵便局へ届けていたという。書留に開封された形跡があったことから発覚した。那覇中央郵便局では同様の被害が複数回確認されていることから、同署が関連についても詳しく調べる方針。

 日本郵便沖縄支社は「利用客に多大な迷惑を掛け、誠に申し訳ない。委託会社への指導を徹底していく」とコメントした。