沖縄県の公立学校教員候補者選考試験は、競争率が10倍前後の「狭き門」だ。高校教諭の受験倍率は20倍を超える。文部科学省によると、2015年度の競争率は全国2位の高さ。県教育委員会は問題作成から合否判定まで全てを担っているが、「公平性を確保するため」選考基準などの詳細は明らかにしていない。

 受験倍率はここ5年間、10倍前後で推移している。合格者の平均年齢は29・5歳で、最高齢は45歳。36歳以上の合格者が年々増えている。

 受験者には1次の筆記試験に始まり、2~3次では模擬授業や個人面接、適性検査などが課される。学校人事課によると、評価は氏名や受験番号を伏せた状態で実施。得点入力などの作業時は個人情報が分かるものの、複数でチェックするため「制度上不正はできない」という。

 合格ラインは明らかにしていないが、希望者には得点と順位を通知している。