沖縄タイムスふるさと元気応援企画「いめんしょり伊江島んかい 観光・物産と芸能フェア」が20~22日、那覇市久茂地のタイムスビルで開かれる。主催は伊江村、沖縄タイムス社。同企画の第1弾以来、4年ぶりの開催となる伊江島フェアの見どころや島の魅力、芸能や特産品などを紹介する。(北部報道部・伊集竜太郎)

写真を拡大 毎年4月中旬から5月のゴールデンウイーク期間中開かれる島の一大イベントのゆり祭り(伊江村提供)

根付く芸能 豊かな山、海の幸

 沖縄本島北部の本部半島から北西約9キロの東シナ海に位置する伊江島は伊江村の一島一村。花卉(かき)や葉タバコ、畜産が盛んな農業の島で、本土の中高生らが民泊で年間約5万人訪れる、民泊の先進地としても知られている。

 毎年4月上旬には伊江島一周マラソン、同月中旬から5月のゴールデンウイーク期間中にリリーフィールド公園で開かれるゆり祭りには村外から多くの観光客が訪れる。

写真を拡大 毎年村内外から多くのランナーが出場する伊江島一周マラソン=2016年4月

 一方、村内全8区には村踊があり、毎年11月に民俗芸能発表会が開かれ、幅広い年齢層の住民が参加して演目を披露するなど芸能が盛んな地域でもある。伊江島の村踊は1998年に国の重要無形民俗文化財に指定された。

 今回のフェアでは、21日に村踊公演があり、全区が参加する。物産では、海産物を使った料理や牛汁、島の在来小麦を使ったそばなど提供。イカ墨ギョーザや島らっきょう、小麦の加工菓子や牛肉、ハイビスカスの苗木などといった特産品が数多く並ぶ。

 2階ギャラリーでは、村出身画家の絵画展や映画上映、村紹介コーナーなども用意される。22日には島出身のシンガー・ソングライター「Anly」のライブもある。

色鮮やか1000種超 伊江島ハイビスカス園

 村営の伊江島ハイビスカス園は、施設ができて今年で10年目。最大で花の直径約28センチ、千種を超える色とりどりのハイビスカスが栽培されており、周辺は公園も整備され、家族連れなどがゆっくり過ごせる。

写真を拡大 千種類以上のハイビスカスがある伊江島ハイビスカス園=伊江村東江前・同園

 ハイビスカスは夏のイメージがあるが、同園所長の友寄三訓(みつのり)さん(53)は「実は冬の花なんですよ」と説明する。1~3月が最も見頃という。園では11月から翌年6月中旬ごろまで見られる。毎年2月には祭りも開かれる。

 独自に交配を重ね、園が生んだ新品種は700~800種にも及ぶという。友寄さんは「毎回、新品種がどんな花を咲かせるかが楽しみ」と笑顔で話す。

 今回のフェアには苗木を400~500本出品する予定だ。友寄さんは「見たことのないハイビスカスがたくさんある。色とりどりのハイビスカスをぜひ見てほしい」とPRした。