沖縄県うるま市・伊計島の農道に米軍普天間飛行場の新型攻撃ヘリAH1Zが不時着したことを受け、沖縄防衛局の中嶋浩一郎局長は21日、沖縄県庁で謝花喜一郎知事公室長と面会し、米側に抗議したことなどを説明した。

記者団の取材に厳しい表情で答える謝花喜一郎知事公室長=21日午後0時38分、沖縄県庁

 中嶋防衛局長は「警報ランプが鳴った原因の究明は時間がかかると思う」としたが、同機種の飛行停止などを求める考えはないことを明らかにした。また、20日午後に米軍ヘリが名護市のキャンプ・シュワブ上空で兵士5人をつり下げて飛行訓練中、国道を横切ったことも踏まえ、「二つの事案が起きたことは非常に遺憾」と話した。

 謝花知事公室長は「なぜこういうことが立て続けに起きるのか納得できない」と述べ、米軍の安全対策を疑問視。日米両政府や県でつくる協議の場を設けるよう、国に求める考えを示した。

 面会は非公開で約20分行われ、終了後に中嶋防衛局長、謝花公室長がそれぞれ記者団の取材に応じた。