任期満了に伴う沖縄県宮古島市長選は22日、投開票される。革新系無所属で前県議の奥平一夫氏(67)=民進推薦=、保守系無所属で3選を目指す現職の下地敏彦氏(71)=自民推薦=、中道無所属で医師の下地晃氏(63)=社民、社大推薦=、保守系無所属で前市議の真栄城徳彦氏(67)に市民の審判が下される。開票は同日午後9時から行われ、23日午前0時ごろに当落が判明する見通し。(2・31面に関連)

(右から)奥平一夫氏、下地敏彦氏、下地晃氏、真栄城徳彦氏

(右から)奥平一夫氏、下地敏彦氏、下地晃氏、真栄城徳彦氏

 市政継続による経済活性化を主張する現職に、新人3氏は刷新による行政健全化を訴える。行財政運営のあり方や宮古島への陸上自衛隊配備の是非、経済振興の手法が争点。4年前の市長選は無投票だったため、2009年以来8年ぶりの選挙となる。

 保守系の下地敏彦氏と真栄城氏、「オール沖縄」の立場を掲げる奥平氏と下地晃氏の出馬でいずれの勢力も支持者が分裂、混戦となっている。

 4氏は21日、市内でそれぞれ打ち上げ式を開いた。奥平氏は不祥事の続く市政を変え、宮古島への陸上自衛隊配備を認めないと強調。下地敏彦氏は公共工事による経済活性化とともに、福祉や医療に力を入れると訴えた。下地晃氏は産業基盤の整備や人材育成、地下水の保全などの公約順守を誓った。真栄城氏は市民本位の政治を取り戻すと訴え、市民の支持を呼び掛けた。

 宮古島市長選は来年に控える県知事選の前哨戦の一つに位置付けられており、名護市辺野古の新基地建設で対立する翁長雄志知事ら「オール沖縄」側と政府双方が続々と応援を投入するなど高い関心を示している。