バスケットボールの第35回小橋川寛杯争奪高校生選手権大会最終日が22日、県総合運動公園体育館で男女決勝リーグの残り試合を行い、女子は那覇が3戦全勝で3年ぶり3度目の優勝を飾った。男子は興南が全勝し、4年連続12度目の頂点に立った。

女子那覇ー西原 第2Q、那覇の金城みゆが右サイドからドリブルで切り込む=県総合運動公園体育館(古謝克公撮影)

女子優勝の那覇

女子那覇ー西原 第2Q、那覇の金城みゆが右サイドからドリブルで切り込む=県総合運動公園体育館(古謝克公撮影) 女子優勝の那覇

 男女4強は九州大会(3月・宮崎)に派遣される。

 

「丁寧に1本ずつ」

 女子決勝リーグは、昨冬のウインターカップに出場した那覇が盤石の強さを見せつけ、3戦全勝で3年ぶりの栄冠に輝いた。最終の西原戦では、内外からシュートを沈めて74-50と快勝。23点を挙げた瀬長杏南は「丁寧に1本ずつ決めることを心掛けた」と確かな手応えを口にした。

 第1Qを3点ビハインドで終えた那覇は、第2Q開始早々に相手のゾーンプレスに対してパスを散らし、前新屋愛美、金城みゆ、瀬長の連続3点弾で逆転に成功。スチールやパスカットから速攻につなげ、前半を35-30で折り返した。

 第2戦で右足首を捻挫し、ベンチスタートとなった金城は「チームに貢献できるよう、リズムをつくりたかった」とルーズボールに果敢に飛びつくなど、体を張ってもり立てた。瀬長もドライブやアウトサイドシュートを沈めるなど、多彩な攻撃パターンで相手守備を翻弄(ほんろう)。一度もリードを譲らなかった。

 全勝優勝にも「まだ集中力を崩すところがある」と屋嘉謙呉コーチ。序盤の入り方も課題の一つだ。「全国で戦うには、県大会で圧勝しないと。ここに満足せず、もっとレベルを高めていく」と金城。九州制覇を誓い、表情を引き締めた。(我喜屋あかね)