【名護】沖縄工業高等専門学校(名護市)は27日、入試問題を誤って在校生40人が見られる状態にしていたと発表した。漏えいの可能性もあるとして、この試験を受けた16人全員を合格とした。他の試験の定員や合否に影響はない。

パソコン(資料写真)

 問題が起きたのは4学科のうちメディア情報工学科だけにある専門実習試験。パソコンでプログラムを組み、問題を解く。

 19日に入試会場となる教室で実際の入試問題を使ってリハーサルをした後、教員がパソコンから消去するのを忘れた。翌20日にこの教室で授業を受けた在校生40人が約3時間、問題を見られる状態だった。

 教員は自ら気付いて20日のうちに問題を消したが、誰にも報告せず21日の試験本番を迎えた。学生2人が問題を見たと申し出た23日になってから、初めて学校側に報告した。学校はこの教員の処分を検討する。

 問題を見たと話した学生2人のうち学校が調査したのは1人。口外していないと答えたという。