沖縄県病院事業局の伊江朝次局長が任期途中で退職願を出したことを巡り、金城武総務部長は「人事に関して意見交換したが、退職願を書くように促したことはない」と述べ、働き掛けを否定した。30日、県庁で記者団の取材に応じた。

 伊江氏は任期が1年残っており、伊江氏に近い関係者は退職願を出した理由について「県幹部が書くように促した」としている。

 金城総務部長は、1月初旬に伊江氏と面談したことを明らかにした上で「時間外手当の未払い問題や病院の経営、人事に関し意見交換した」と説明。「辞職の申し出があったが、手続きを把握していなかったので後日確認し、私が退職願を取りに行った」と語り、県からの働き掛けはなかったとの認識を示した。

 また、退職願は最終決裁されておらず「今後の対応になると思う」と述べた。