琉球王国時代から現代までの地図を集めた「琉球・沖縄の地図展」(主催・沖縄県立博物館・美術館)が1日、開幕した。4月16日まで。

地図展では古地図の解説も行われた=1日、那覇市・県立博物館・美術館

 中国や朝鮮、欧米など諸外国で描かれた琉球周辺の地図や、首里王府作製の地図など中世から近現代までの資料約200点が展示されている。

 琉球ではいつから地図が作製されたかはっきりしていないが、18世紀に欧米の最先端の測量技術を取り入れて作られた、国の重要文化財の「琉球国之図」と「間切図」の実物も展示されている。

 授業の一環で訪れたコザ高校3年の伊佐真怜(まなと)さん(18)は「琉球の地図を外国人が作っている。当時の琉球は知名度があったのでは」と話した。

 同博物館の崎原恭子主任学芸員は各時代を網羅した地図展は珍しいといい「私たちにとって地図は身近な存在。一つ一つの地図から歴史や描かれた背景を感じ取ってほしい」と話した。