那覇市内の第4週(1月23~29日)のインフルエンザ患者報告数が416人となったことを受け、市保健所は1日、流行警報を発令した。市内12カ所ある定点医療機関の1定点当たりの患者数は34・67人で、警報基準の30人を上回った。2016-17シーズンの警報発令は県内で初めて。

沖縄県は手洗いやうがいの徹底を呼び掛けている

 県管轄の5保健所を含む県全体では、58定点医療機関から、前週に比べ40%近く多い計1720人の患者報告があり、1定点当たりでは29・66人と警報基準に近付いている。このうち南部は1定点当たり37・43人となり、那覇市とともに基準を超えた。

 県によると、この影響で第4週は幼稚園1園が休園し、小学校から高校まで4校4学年で学年閉鎖、13校24クラスで学級閉鎖があった。第3週に1定点当たり31・0人で、警報レベルを超えた八重山は17・33人に減少した。

 患者は10代までが約半数を占め、7基幹定点医療機関で21人が入院した。市や県は「学校などの集団生活で感染するリスクが高い」などとして外出後の手洗い・うがいのほか、マスク着用や室内の換気を呼び掛けている。