2016年、沖縄県内でマリンレジャー中に人身事故に遭った人は111人で、電子記録が残る2001年以降、最多だったことが、第11管区海上保安本部の調べで分かった。うち、死亡・行方不明者は30人で過去3番目に多い数だった。11管は増加の要因として、観光客の増加や、好天が多く行楽に適した気象条件だったことなどを挙げている。

過去16年間のマリンレジャー中の事故

 11管によると、111人中、シュノーケリング中の事故は28人で、うち11人が死亡、シュノーケリングなしの遊泳中の事故は30人で、うち6人が亡くなった。

 事故に遭った人のうち、居住地別では県外が49人と最も多かった。また、外国籍も前年比で10人増加の14人だった。外国人観光客の事故が多発していることから、11管は外国語版のリーフレットを配布し、注意を呼び掛けている。

 県の調べによると、16年の観光客数は約861万人と過去最多。11管は、沖縄地方の沿岸海域に影響を及ぼす台風の接近が4回と少なく、天候に恵まれたため、マリンレジャー中の事故が増えたと分析している。

 船舶事故は、前年比で32隻減って、81隻だった。昨年8月、尖閣周辺で中国漁船と大型貨物船の衝突事故で、乗組員14人のうち、8人が行方不明となっている。