本島中部の公立中学校の男子生徒が同級生を暴行し、その様子を撮影した動画がインターネット上に流出した問題で、管轄する教育委員会は3日、会見を開き、教育長は「無抵抗の生徒を一方的に殴り、動画を無料通信アプリLINE(ライン)に送信するという重大ないじめ暴行事件であり、重大な人権侵害」との見解を示した。

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 今後、自治体のいじめ防止基本方針に基づき、外部の委員を含む調査委員会を学校内に設置し、詳しい調査と再発防止に取り組む方針。被害生徒の被害届を受理した警察に全面協力し、関係機関と連携して必要な対応をするとしている。

 生徒指導では人権尊重の観点からネットを活用する上でのモラルを学ぶ特別授業の設置や命の大切さ、非暴力の精神を粘り強く訴えるいじめ防止策を行う。

 暴行事件は1月20日に発生。抵抗しない被害者に、男子生徒が殴る蹴るの暴行を加え、その様子を撮影した約2分間の動画がネット上に拡散した。