沖縄県警は4日、うるま市川崎の総菜店におもちゃの拳銃を持って押し入り、現金1万1千円を奪ったとして、強盗と住居侵入の疑いで、うるま市の米軍キャンプ・マクトリアスに住む海兵隊員の高校生の息子(18)を緊急逮捕したと発表した。「拳銃を見せて金を取った」と容疑を認めているという。逮捕は3日夜。

犯行現場近くの自動販売機から指紋を採取する警察官=3日午前8時51分、うるま市川崎

 逮捕容疑は、3日午前5時25分ごろ、厨房(ちゅうぼう)にいた経営者の男性(66)らにおもちゃの拳銃を突きつけて、現金1万1千円を奪った疑い。

 沖縄県警によると、強盗現場から約600メートル離れた路地に軽自動車が放置され、車内から少年の免許証が見つかったことから、車の窃盗容疑についても調べる方針。

 少年は店内に押し入り「お金、お金」と日本語で要求し、現金を奪うと「ありがとう」と言って現場を立ち去ったという。事件から約1時間後、うるま市役所付近を警戒中のパトカーが、服装などが酷似した男を発見したが逃走。近くに落ちていたおもちゃの拳銃を押収した。

 県警は逃げた男の特徴と、盗難車両から見つかった少年の免許証を米軍に照会して捜査していた。事件後、少年は基地内の自宅に戻っていたという。