第1回伊是名尚円王マラソン大会(主催・同実行委員会、主管・いぜな島観光協会、共催・伊是名村、沖縄タイムス社)が4日、沖縄県伊是名村臨海ふれあい公園グラウンドを発着点に開催された。

ハーフの部で優勝した兒玉優輝さん=伊是名村伊是名(伊禮健撮影)

 メインのハーフの部(21・0975キロ)男子は大阪府立阿武野高校2年の兒玉(こだま)優輝選手(17)が1時間31分55秒で、女子は那覇市の我那覇昭子選手(43)が1時間44分21秒でそれぞれ優勝した。

 大会はハーフと10キロ、5キロ、3キロの4部門で行われ、計503人が参加。494人が完走し、完走率は98%だった。

残り5キロで追いつかれ「負けたくなかった」

 男子は、修学旅行で大会に出場した大阪・阿武野高2年の兒玉優輝さんが1時間31分55秒で制した。バスケットボール部に所属し、これまで陸上の大会とは無縁だった。初のハーフマラソンで頂点に立ち「校内の持久走で走ったぐらい。1位を取れるとは思わなかった」と驚きを隠さなかった。

 前半から独走した。残り5キロ付近で後続に追いつかれたが「負けたくなかったので気合を入れた。疲れていた足も復活した」とギアを上げ、2位に17秒差で逃げ切った。

 今月2日に沖縄入り。3日は伊是名村で民泊し、沖縄そばをごちそうになったという。「自然が豊かで、海がきれいだった。走っている時もたくさんの人から声援をもらった」と感謝する。

 同高が修学旅行で島を訪れるのは初めて。各部門に計267人がエントリーした。学年主任の大辻民基さんは「普段の日常ではできないことを経験させてもらった。笑顔で走る生徒を見て、成長を感じた」と話した。