沖縄県名護市辺野古の新基地建設に反対する市民らは8日午前、米軍キャンプ・シュワブゲート前で座り込みを続けた。同日午前までに、工事関係車両のシュワブ内への進入はない。
午前中は最大約300人が集まった。市民らは、沖縄防衛局が7日からコンクリートブロックの投下を始めたことに「このまま続けば大浦湾は無残に破壊される」「今が踏ん張りどころだ」と声を上げた。
シュワブ沖では午前中、大型作業船が少なくとも4回、コンクリートブロックを海中に沈めた。建設に反対する市民らは船やカヌーを出して「海を壊すな」と抗議したが、カヌーに乗った合わせて17人が海上保安官に一時拘束された。