全国町村議長会が8日、東京都内で開かれ、沖縄県町村議長会長で九州ブロック会長の徳里直樹嘉手納町議会議長が、全国の米軍基地関係町村議会議長で情報交換や意見交換する協議会の設置を求める動議を提案したが、賛成少数(賛成8、反対37)で否決された。

嘉手納基地(資料写真)

 徳里議長は「否決は残念。ただ沖縄・九州の総意として全国の皆さんに考えを聞いてもらえた点はよかった。基地問題に対する温度差はあるが、これにめげず、設置に向けた働き掛けは今後も続けていきたい」と話した。また日米地位協定の見直しに特化した組織ではなく、米軍基地所在町村の悩みや課題などを聞いてもらう場の必要性を訴えていく考えを示した。

 協議会設置の提案は昨年6月に九州ブロックとして全国会に提案。これまで3度の理事会で議論されたが、設置は知事会などほかの地方5団体の取り組みと歩みを一致させるなどの理由で先送りとなっていた。