沖縄県警サイバー犯罪対策室は9日、県内事業者のホームページ(HP)が改ざんされる被害が発生しているとして「ウエブページのシステムやサーバーを管理するソフトウエアを最新バージョンに更新するように」と対策を呼び掛けた。

HPが改ざんされ、イスラム過激派組織を非難する英文が表示される被害が出ている(県警提供)

 県警によると、HPの新着情報欄などがイスラム過激派組織を非難する英文に書き換えられているのが特徴。同様の被害は全国的に多発し、県内では6、7の両日に9件確認された。県警は不正アクセス禁止法違反などを視野に調べを進める。

 9件のうち、ウエブページの管理で多く利用されているシステム「ワードプレス」を使用した事業者の被害が多く、セキュリティーの弱点を悪用して改ざんされた可能性がある。被害側のHPは9日までに復旧し、個人情報の流出やウイルス感染などの被害報告はないという。同対策室の景山高樹室長は「HPを業者へ委託している事業所などは早急に確認してほしい」と話した。

 県警は27、28の両日、同本部で「サイバーセキュリティーセミナー」を開く。事業所などで情報セキュリティー業務の担当者などが対象で無料。問い合わせは県警サイバー犯罪対策係。