【浦添】浦添市長の任期が10日で満了を迎え、市長選の投開票結果が確定するまで市長不在となる。市議選と同日選挙にするためで、沖縄県選挙管理委員会によると、辞職や死亡ではない空白期間は「極めてまれ」で、同市初。全国では統一地方選などで例があるという。

浦添市街(資料写真)

 公職選挙法では、市町村長・議員選を同日にする場合、一方の任期満了後でも投票日にすることができる。浦添市選管によると今回、選挙費用は約3400万円で別々に実施したときと比べると800万~1千万円の節減が見込める。

 浦添市の場合、同日選ができるのは(1)市議の任期満了日(3月28日)から50日前(2)市長任期満了日(2月10日)から30日前-が重複する2月6~10日が最適期間だった。ただ、いずれも平日で、投票率を上げるため直近の日曜日で市長任期後の12日投開票とした。

 「空白の期間」は、野口広行副市長が務める市長の職務代理者名で住民票などを発行する。市長選に立候補している現職陣営は任期切れに伴って11日、立場が前職になったという手続きを市選管で取るという。