2017年(平成29年) 12月18日

沖縄タイムス+プラス ニュース

広島カープファン、歓迎します 優勝パレードに向け沖縄市が「イベント民泊」

 沖縄市観光物産振興協会は25日にコザゲート通りで行われる「広島東洋カープ セ・リーグ優勝パレードIN沖縄市」に合わせ、大人向けの「イベント民泊」を沖縄県内で初めて実施する。民家に観光客を受け入れる際に本来必要な旅館業法の許可がなくても営業できる期間限定の仕組み。市内に住むカープファンの自宅に県内外のファンを受け入れる。ホテルや旅館の空き室不足を解消する狙いがあり、3日間で約32万人が訪れる9月の第62回沖縄全島エイサーまつりで本格運用を目指す。

沖縄市街(資料写真)

1991年リーグ優勝時の、キャンプ地沖縄市での広島カープ祝賀パレード=1992年1月31日

沖縄市街(資料写真) 1991年リーグ優勝時の、キャンプ地沖縄市での広島カープ祝賀パレード=1992年1月31日

 イベント民泊は、2015年6月に閣議決定された規制改革実施計画の一つ。祭りやコンサートなど、行政が指定したイベントであれば実施できる。国への届け出や条例の制定は必要ない。厚生労働省は、(1)期間限定の営業(2)1個人当たりの受け入れは年1回(3)イベント参加者用の宿泊施設が不足する見通しであること-などを目安に、旅館業法の営業許可を不要としている。全国で少なくとも7件の実施例があるという。

 パレード前日の24日と当日25日、沖縄市で最大規模のオキナワグランメールリゾート(約300室)は満室。沖縄全島エイサーまつりでは、市全体の宿泊施設が毎年のように不足するという。イベント民泊を実施することで宿泊場所を確保し、地元での消費額増につなげたい考え。

 今回は、パレードに合わせて宿泊希望者と受け入れ希望者を募り「とまれる沖縄」(那覇市、三口聡之介代表取締役)がマッチングする。同社の藤本隆司代表代行は「イベント民泊をきっかけに、イベント時以外でも日常的に営業したいと考える人が出てくると思う。日常的な営業には旅館業法の許可取得が必要と呼び掛けていきたい」と話している。

 問い合わせは沖縄市観光物産振興協会、電話098(989)5566または「とまれる沖縄」、電話050(6869)2547。(政経部・平島夏実)

野球・ゴルフ・サッカー・バスケ・・・プロからアマまでスポーツ全記事、読み放題! >>「沖縄タイムス+プラス スポーツ」

あわせて読みたい

関連リンク

沖縄タイムス+プラス ニュースのバックナンバー

アクセスランキング

ニュース 解説・コラム
24時間 1週間
24時間 1週間