【宮古・八重山】後生(グソー)の正月といわれる旧暦1月16日の「十六日祭(ジュウルクニチー)」が12日、沖縄県内各地であった。宮古・八重山地域は特に盛んで、墓の前で料理を囲み、手を合わせた親族らが、家族の健康や子孫繁栄を願った。

4世代で墓前に手を合わせ、家族の健康と子孫繁栄を願う友利正次さん(前列右から2人目)ら=12日、石垣市石垣

 約55年前に宮古島から移住した友利家は4世代20人が集合。石垣市真栄里の友利正次さん(61)は「この日はみんな顔を出してくれる。年に1度の大切な日」と笑顔。孫の有紀君(12)=大浜中1年=は「みんなで集まって、おいしいものが食べられるからいつも楽しみ。今年も元気で過ごせるように祈った」と話した。

 宮古島市平良の袖山墓地公園に子や孫らと訪れた石川栄幸さん(76)は「十六日祭と旧盆には毎年集まるようにしている。先祖には、親族一同が健康でいられるよう見守っていてほしいとお願いした」と話した。