沖東交通(西原町、東江一成社長)は13日、育児と仕事を両立し、安心した職場環境を従業員に提供することを目的に、タクシー業界では沖縄県内初となる事業所内保育所「オレンジキッズランド」を那覇市首里石嶺町に開園した。東江社長は「職場環境を充実させ、事業発展や社会貢献をしっかりと進めたい」と語った。

県内タクシー業界初となる事業所内保育所「オレンジキッズランド」で遊ぶ子どもと保育士=13日、那覇市首里石嶺町

 保育士5人と子育て支援員3人を配置。猫のキャラクターが出迎える園内には、乳児室や保育室合わせて3部屋あり、現在子ども8人を預かっている。最大19人の保育が可能といい、順次受け入れを増やしていきたいという。

 事業所内保育所に補助金を出す内閣府の「企業主導型保育事業」に応募し、選ばれた県内3事業所の一つ。東江社長は「タクシー業界は人材不足や職員の高齢化に直面している」とし、保育所をつくることで「若年層や女性など子育て世代が安心して働ける職場づくりに努め、運転手のなり手を増やしたい」と話した。

 同社は、待機児童解消など社会貢献も念頭に置いている。喜屋武浩子主任保育士は「子育て中のドライバーが安心できるようサポートしたい」と話した。