【名護】オリオンビール(浦添市、嘉手苅義男社長)はビール製造に使う熱源(エネルギー)を全て重油から液化天然ガス(LNG)に変更するため、LNGサテライト設備とボイラーを新設した。13日、名護工場で竣工しゅんこう式が行われ、関係者約70人が出席した。

 新設備は70キロリットルのLNGタンク1基と、ボイラー6基で1月30日から稼働を始めている。工場から排出される二酸化炭素が、従来の重油に比べ年間15%削減される。LNGは沖縄電力から年間1200~1400トン購入する計画。

 総費用は1億7千万円。その3分の1は環境省の二酸化炭素抑制対策事業費補助金を充てた。石川雅弘常務取締役・工場長は「地球温暖化が言われる中、工場としても環境に優しい、かつおいしいビール造りをしていきたい」と述べた。